ファンドラップって一体何?

何が違う?「ラップ口座」「ファンドラップ」

最近、「ラップ口座」「ファンドラップ」という言葉をよく聞くことがあるのではないでしょうか。お金持ちの人向けの商品、というイメージがありますが、具体的にどのようなものなのでしょうか。
ラップ口座もファンドラップも証券会社や銀行などの金融機関が行なっている投資のサービスです。「ラップ」はご存知の通り、「包む」という意味ですね。金融機関の口座に預けたお金について、まるごと運用を金融機関に任せるのがラップ口座です。
「ファンドラップ」もほぼ同じ意味ですが、ファンド=投資信託ですので、お金を預けた金融機関は投資信託で運用をします。金融機関によっては、『ラップ口座(ファンドラップ)』としているところもあります。
そのほかの違いとして、ラップ口座は預ける資金が数千万~数億円が対象ですが、ファンドラップは数百万円から利用でき、一般の人も利用しやすくなっています。

ファンドラップのメリットとデメリット

ファンドラップのメリットは、「プロが運用してくれる」ということです。投資をする際には、「どれだけリスクを許容することができるのか」「どのような目的で投資を行うのか」ということを把握して、それに適した投資商品を選ぶ必要があります。また、リスク軽減のために分散投資をしたり、経済情勢に合わせて商品や配分を変える必要もあります。しかし、これらのことを一般の人が行おうとすると、それなりの知識や時間が必要になります。ファンドラップは、リスクの許容度や目的などをヒアリングした後は、これらの手間をすべて金融機関が行ってくれます。
ただ、気をつける点もあります。ファンドラップは投資信託にかかる手数料のうち、販売手数料が要りません。その代わり、ファンドラップフィー(顧問料)がかかります。また、投資信託自体の信託報酬もかかります。そのため、合計で投資金額の2~3%近くの手数料がかかることに注意しましょう。